■ 北海道の冬2000 ■

北海道冬スケッチ
■今はなき宗谷本線の急行「宗谷」、「サロベツ」、「礼文」、「利尻」。これらを撮影すべく、初めて本格的に北海道へ渡ったのは、寒さが最も厳しい2000年2月のことだった。身を切るような寒さの中でも愛機NikonF3は確実に作動しつづけ、貴重な記録をのこすことができた。
(2000.2.26〜 2.29)。

ED76551
函館本線
函館
2000年2月26日
前日に北斗星3号で上野を発って、函館に到着するしばらく前に目がさめた。旭日に輝く函館湾を眺めながら、函館に到着。前回の渡道では釜谷までしか来なかったので、これが初めての本格的な北海道上陸といっても良い。
さて、函館ではわが北斗星3号の機関車交換が行われているはずだ。ホームに降りて列車の先頭に行ってみると、青函区間を牽引していたのは珍車ED76551であった。北海道初の電化路線である小樽〜旭川間用に製作されたED76 500番代車の最後の1両だ。元番号はED76 514。
DD511100
函館本線
函館
逆側にはここ函館から札幌まで北斗星の牽引を担当するDD51重連が連結されたところだった。頼むぞDD51 1100。
この後、北斗星3号を長万部で下車し、名物のかにめしを購入。つづいてやってきたスーパー北斗の車内でこれを頂いた。美味。
急行サロベツ
宗谷本線
名寄
スーパー北斗はわずかに4分ほど札幌の到着が遅れ、旭川までの指定券をとってあったライラック5号への乗換えは叶わなかった。そのため続行の新型特急スーパーホワイトアローで旭川へ。
旭川からは、当初急行宗谷に乗車する予定が、なぜか鉄道愛好家向けの臨時列車のお世話になり、弁当まで頂いてしまった。名寄まで先回りした格好だが、おかげで上り急行サロベツを撮影することができた。
急行サロベツ
宗谷本線
名寄
2番線から同サロベツを頂く。名寄ではまたしても駅弁「たこ寿し」を仕入れる。
急行宗谷
宗谷本線
名寄
名寄駅に進入する急行宗谷。これから稚内までお世話になる列車だ。
急行宗谷
宗谷本線
音威子府
音威子府の停車時間に宗谷号のワンショットをいただく。
急行宗谷
宗谷本線
稚内
17:24。ついにやってきた日本最北端の駅、稚内。気温は優に氷点下を割り込んで摂氏マイナス14度ほどだった。尾部は巻き込んだ雪が派手に付着していて、冷気との奮闘を物語っていた。
急行宗谷
宗谷本線
稚内
長旅を終えたばかりのキハ40系急行宗谷。数時間後には今夜の夜行急行「利尻」として札幌へ折り返す。
キハ54
宗谷本線
南稚内
南稚内までタクシーで移動し、回送されてきたキハ54をバルブしてみる。
急行利尻
宗谷本線
南稚内
南稚内で組成された利尻の編成を撮影。つまりこの列車はさきほど乗車してきた下り宗谷の折り返しである。
このあと駅近くのビジホに投宿。
急行宗谷
宗谷本線
勇知−抜海
明けて2000年2月27日。予定通りさっそく抜海に行き、上りの宗谷を撮影する。撮影場所はそうとう悩んだが、結局抜海駅ちかくのこの場所におちついた。
急行礼文
宗谷本線
豊富
上り普通列車に乗り、宗谷本線を一路南下する。途中、豊富では下りの急行礼文と交換した。
急行宗谷
宗谷本線
美深−初野
美深で下車し、北上していく急行宗谷を後撃ちで頂く。粉雪が舞い上がり、ファインダーが一瞬真っ白になった。夢中でシャッターを切った結果はとても幻想的な雰囲気に。
急行サロベツ
宗谷本線
美深
美深から旭川までは急行サロベツのお世話になった。旭川からは特急オホーツクに乗り継いだが、かなりの混雑のため遠軽までは立ちっぱなしであった。この晩は網走に投宿。
SL冬の湿原号
釧網本線
茅沼−塘路
2000年2月28日。
網走を朝一番の列車で発ち、塘路に向かう。塘路は駅舎が喫茶店になっており、暖もあって和める駅であった。撮影場所は駅から至近のカーブしたあたりに決め、1時間ほど前から待っていた。
SL冬の湿原号
釧網本線
標茶
標茶に戻って、復路の準備をするC11171を頂く。この列車に乗って釧路へ。機関車次位の元車掌車もなかなかレトロな雰囲気であった。また、機関車前面を見ながらの走行となるので迫力もある。
釧路からはすかさず特急おおぞらに飛び乗って、札幌にとんぼ帰りした。
特急おおぞら
千歳線
恵庭
2000年2月29日
投宿していた札幌駅前のビジホを後にしたのは良いが、とくに予定を決めていなかったため恵庭で駅撮り。キハ183機関換装車が雪を巻き上げながら通過。
結局この日は乗り鉄をすることに決めた。札幌に戻って小樽まで711系普通電車に乗り、駅弁やお土産のカニを購入して、函館本線の通称ヤマ線で長万部へ。途中、倶知安付近では羊蹄山やニセコアンヌプリが良く見えたのはラッキーだった。
日本海
函館本線
函館
函館に戻って、寝台特急日本海を撮影。この列車はこれから大阪までの長旅になる。
快速海峡
東北本線
青森
青函トンネルをくぐって青森に戻ると、そこに居たのはなんとドラえもんカラーに塗り替えられてしまったED79 10号機だった。大々的なキャンペーンも良いが、これは如何なものだろうか?
はくつる
東北本線
青森
旅の締めくくりはブルートレインはくつるだ。正味3日の短い北海道旅行であったが、北は稚内、西は釧路まで足を伸ばしたので十分であろう。
(2003.7.6掲載)

▲ 特集に戻る ▲
▲▲ TOPに戻る ▲▲