■ 大糸線夏模様2001 ■

ふるさと旅情大糸線
■大糸線非電化区間は、南小谷、中土、北小谷、平岩、小滝、根知、頸城大野、姫川、糸魚川と、わずかに8駅間のみであるが、峻険な山岳線区あり、里山あり、田園風景ありと、まるでシーナリーを詰め込んだ模型レイアウトのような線区だ。これを撮影した2001年は上下合わせて1時間あたり2本くらいの列車が運行されていて撮影効率も非常に良かったが、それから半年後に列車は大幅に削減され、唯一駅員の居た平岩駅も無人駅に、5両稼動していた「ゴーニー」も3両となった。

2001年8月18日
421D
根知
前日深夜に東京を出発し、午前3時には道の駅「おたり」に辿りついた。車中で仮眠して日の出と共に根知に向かうと、下り一番列車421Dがやってきた。
421D
422D

根知
「ゴーニー」ことキハ52が交換する。車内にはまだ木製のテーブルが残る貴重な車両だ。
425D
平岩
真夏の早朝らしく、すがすがしい空気が山あいの小駅にひろがる。DMH17Hエンジンのアイドリング音も郷愁を誘う。
426D
427D

小滝〜根知
(600mm)
根知駅でのこの日2度目の交換シーンをいただく(426Dと427D)。アングルに苦労した末に、旧148号線の踏切だったと思われる小滝寄りの地点から600mm相当で抜いてみた。
回9xxxD
小滝〜根知
(50mm)
定番撮影地、国道148号のオーバークロスから。一面の稲穂の中を181系京都車が行く(リゾート白馬アルプス回送)。
頸城大野駅
ぎっしりと実が詰まってこうべを垂れる稲穂を手前にあしらって、頸城大野駅を望む。
431D
小滝〜根知
431Dを小滝駅至近の鉄橋で狙ってみた。姫川は夏季の水量がたいへん少なく、砂利道から撮影したようなニュアンスになってしまった。
428D
頸城大野
撮影:2001-8-18
頸城(くびき)大野駅に侵入する428D。この辺りからは平野部となり、田んぼの中を行くシーンをとらえることが出来た。また、頸城大野駅は駅舎の雰囲気が大変良いので撮影上の良いアクセントになる。
回9xxxD
根知〜頸城大野
頸城大野から根知方面へ農道沿いに2kmくらい行くと、このポイントに出ることができる。国道148号からはすこし離れているためとても静かだ。トンネルへ吸いこまれていくキハ181系6連。
430D
根知〜頸城大野
同じポイントで430Dを捉えた。田んぼまであぜ道を降りるとこのアングルになる。蝉時雨もにぎやかな頸城の昼下がり。
433D
小滝〜根知
姫川の対岸を走る433Dを国道148号の洞門から狙ってみた。
435D
平岩〜小滝
撮影:2001-8-18
峠を駆け下りてきた435D。ここは平成7年の水害でもっとも大きな打撃を受けた区間。長期不通を強いられていたが、長野冬季オリンピックの恩恵で復活。
432D
平岩〜小滝
大糸線に糸魚川方面から乗車すると、小滝あたりから急激に山間に入っていく。山深い谷間を縫うように列車は走る。
436D
平岩〜小滝
キハ52単行の列車が足元を踏み締めるようにゆっくりと峠を登ってくる。
白馬アルプス
(9032D)

平岩〜小滝
30分くらい遅刻してきた臨時「白馬アルプス」。大糸線には登山・スキーシーズンになると大阪発着の直通列車が運転されるが、この非電化の区間のために必ず京都のキハ181気動車が充当される。
440D
441D

根知
ふたたび山を降りて根知に行ってみた。夕方の斜光をあびて列車が交換する。
442D
糸魚川
糸魚川で発車を待つ442Dの横を、北陸本線の電車が発車していく。駅前駐車場に車を停め、この442Dに乗って夕刻の大糸線を体験してみた。
445D
南小谷
旅客会社線の境界となる南小谷。JR東日本の新鋭のE127系と、JR西日本のゴーニーが並んだ。
この後写真の445Dで糸魚川に戻り、ビジホに投宿。
2001年8月19日
423D
424D
根知
明けて2001年8月19日、日曜日。朝の一発目は寝坊の所為で根知駅の交換シーンからスタート。
427D
小滝〜根知
427Dをサイドで流してみる。白いボディカラーを飛ばさないよう、2/3ほど絞って撮影。
426D
小滝〜根知
根知で427Dとたったいま交換してきた426Dを先頭部だけ流し撮り
回9xxxD
根知〜頸城大野
426Dを撮ったら大急ぎで頸城大野の根知よりのこのポイントへ。トンネル出口の雑草がざわめいた次の瞬間、勢い良く181系6連がカーブに踊り出た。
429D
根知〜頸城大野
リゾート白馬(回送)の次にやってきた429D。里山をバックにして単行のディーゼルカーが行く。この場所は単行気動車列車に非常によくマッチした日本的な風景を得ることができる、おすすめのポイントだ。
431D
頸城大野
片面ホームの頸城大野駅と単行ディーゼルカーという組み合わせも実に日本のローカルを象徴するようなロケーションである。
回9xxxD
小滝〜根知
リゾート白馬(回送)を前日の431Dと同地点、水面の多いアングルでで狙ってみた。
430D
小滝〜根知
430Dはスノーシェッドを寄せてみた。
はくたか8号
1008M

青海〜糸魚川
昼下がりには大糸線単行ディーゼルも飽きてきたので、北陸本線をギュンギュン走る特急群に浮気した。新鋭の北越急行車で来たはくたか8号は、制限目一杯の130Km/hですっ飛んで行った。
北越4号
1054M

青海〜糸魚川
カメラ位置を下げて、橋梁の後ろにある建物群を列車の背後になるように処理。
はくたか10号
1010M

青海〜糸魚川
JR西日本の標準的な塗り分けとなった485系「はくたか」が行く。この姿ですら2004年現在では貴重となった。
北越6号
1056M

青海〜糸魚川
6分差で「はくたか10号」に雁行する「北越6号」。
「北越」は「白鳥」の消えたこの年の春より、金沢から上沼垂へと運用の持ち替えがあり、はくたか10号の後走りのスジとしてこの北越6号が設定された。
はくたか82号
8062M

青海〜糸魚川
旧「白山」色の489系はくたか82号。
ピーカンで露出の上がりも絶好調。105mm手持ちでもシャッター1/2000秒、絞りF2.8と1/3で楽勝の1コマ(RDPV±0)。それでも白いボディカラーが飛び気味である。
白馬アルプス
9032D

根知〜頸城大野
大糸線に舞い戻り、キハ181系の臨時をサイド流しで頂く。
441D
平岩
最後のカットは平岩駅での441D。441Dは山間の小駅で折り返す運用だ。さよならゴーニー。今年は秋と冬にまた会いに来よう。


その後、平岩駅は2002年3月を以って駅員の配置がなくなり無人駅となった。オレンジカードや補充式の入場券を買い求めるのも、今となっては叶わない。
(2004.1.30掲載)

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